アメリカ・メキシコ旅行記 2日目
日の出を見にいくので、4時頃に起きる。前日の旅行ハイがたたったのか、起きた瞬間からしばらく鼻血が止まらず大変でした。
airbnbを出発し、車でJoshua Tree国立公園内にあるKeys Viewというポイントに向かう。Joshua Treeの自然は、生まれたての地球のような感じ。サボテンのような木々と砂のような岩の間を猛スピードで通り過ぎていく中で、だんだん広がっていく朝焼けがとても綺麗。
Keys Viewに到着。ちょうど日の出時刻で、車から出た瞬間から山の間に朝日が見えました。しばし写真タイム。人生初日の出の友人、これが人生初日の出なんて頂点すぎる。
ひとしきり写真を撮った後はハイキング。軽めのハイキングコースを1時間ほど歩きました。その前から薄々気づいていたのですが、テロテロプリーツのロングパンツを履いてきてしまい、周りの木や石に当たったらすぐに破けそうになるし、ウエストがちょっとゆるくて歩く度に調整しなきゃいけないし、完全に服装をミスりました。
ハイキングコースはとても良かった。木を触ってみたり、岩に登ってみたり、自然に触れながら歩きました。
Joshua Treeのビジターセンターでは、かわいいTシャツや帽子などが売られていて、各々お土産をたんまり購入しました。
Joshua Treeを出発。向かって来た道を戻るようにして、アナハイムへ向かいます。途中、Orange Cityという街に寄り、ランチ&市街散策をしました。昨日のご飯がお肉だったので次は魚が食べたいということで、WAZABI ZUSHIというお寿司屋さんをチョイス、2日目にして日本食にありつくことに。ネーミングセンスが良い。アメリカの寿司は日本のそれとは全く別物で、海苔と米が逆転してアボガドやら鰻やらが入ったカリフォルニアロールや、ピリ辛の寿司ネタなど、十分に異国を感じることのできる食事でした。
Orange Cityは歴史的建造物が多い街ということらしく、時代を感じる建物やアンティークショップが軒を並べていました。街の中心にあるランドアバウトにでっかい木々が立っていて、そこから誰かが路上で演奏している吹奏楽器的なメロディが聴こえてくるのが印象的だった。
また車に乗って、アナハイムの野球スタジアムに到着。エンゼルスの試合を観ます。半分以上日本人じゃないかと思うほど多かった。
ずいぶん前にチケットを買っていて、座席はエンゼルスのベンチ裏。大谷さんが見れると楽しみにしていたのだけど、直前に怪我でお休みし、見れずじまいで残念。と思いきや、ベンチに、居る。打席には立たなかったけど、チームメイトと談笑している姿が見え、大谷さんだ!!!とはしゃぐ。他の観客にとってもサプライズだったようで、大谷サンを写真に収めんとする日本人が試合そっちのけでベンチ裏に集まり、警備員さんが追い払う。大変なことになっていた。
試合は途中まで負け濃厚でしたが、終盤で、ロングヘアの選手が攻守ともに大活躍して延長戦にもつれこみ、最終的に競り負けてしまいましたがめちゃくちゃ楽しい試合でした。
試合が終わるころには夜になっていて、花火が打ち上がった。サンディエゴの友人宅へ到着した頃にはもうみんな体力ゲージゼロで、順番にシャワーを浴び、即寝る。
アメリカ・メキシコ旅行記 1日目
2023年9月にアメリカとメキシコに旅行にいきました。
成田国際空港14時発
ロサンゼルス国際空港9時着
LCCで長距離飛行なんて腰が砕けるのではないかなと思っていたけれど、ZIPAIRは思っていたよりも問題なく過ごせました。機内ではiPadで何を観たか忘れたが映画を観たりよなよなエールで乾杯したりなどし、割に楽しんだ。
ロサンゼルス国際空港に着くと、サンディエゴ在住の友達夫妻が空港でお出迎えしてくれた。空港を出る前、タバコ休憩をしている友人が外国人に火を求められていた。タバコで成り立つコミュニケーションは世界各地で存在している。
車でVenice方面へ。朝ごはんを食べてからビーチに行こうということになり、カフェに向かう。目的のカフェの前にとんでもなく大きなゴールドジムがあり、屋外に置かれたトレーニングマシンで老若男女のマッチョマンが肉体を鍛えていた。マッチョマンたちは店舗外の道路にも溢れかえっていて、マッチョマン街になっていた。あのエリアはとてつもなく体脂肪率が低かった。(後から調べたらゴールドジム第一号店だった)
カフェGjustaでは、レジ前で、数週間のオンライン英会話での成果を披露する機会がさっそく、と思ったが、思いとは裏腹に話したいことはとっさには出てこず、あっさり夫にバトンタッチした。硬めのパンが美味しかった。
再び車に乗り、Venice Beachに向かう。着くと、人が多い。我々のような観光客が集まっている。日本人らしき人もちらほらいた。桟橋の一番奥まで歩く。少し先の波面にイルカが泳いでいて、その手前ではワカメを釣っている婦人がいた。
西海岸はほとんど晴れていると聞いていましたが、その日の天気はまあまあボリュームの曇天でした。曇天の海の写真は重たさがあって良いです。
また車に乗り、お目当てのJosua Tree Parkに向かいます。道中に大量の風力発電。airbnbに着いて、キャッチボールしたりビールを飲んだりする。Joshua Treeは広大な砂漠地帯で、空気が澄んでいて家々もそんなに多くないのですごくきれいに夕日が見えた。夜になると一面星空になり、流れ星がぽこぽこと流れ、みんなで鑑賞会をした。冒頭はめちゃくちゃ感動していたけど後半では持て余していた。Airbnbに置かれていた天体望遠鏡を外に持ち出したけど、使い方が分からず、これもまた持て余していた。BBQでは食べ過ぎ飲み過ぎ、それぞれの近況や職場の話などを聞いて盛り上がり、全然眠くならず、完全に旅行ハイになっていた。焼いたマシュマロビスケットを食べたことと、ジェンガをしようといいみんなに止められた記憶はある。明日は早いので早めに寝る。
はじめ
日記が続いたことがしばらくありません。
今回もすぐに辞めてしまいそうな気がすでにしており、なぜまた続かないものを始めようとしているのかと疑問に思いながら画面に向かっているのですが、とにかく書かないことには続かないので書き始めてみます。
まあ何書いてもいいか、という気持ちであれば続くかもしれないので、日記のタイトルにおいてみました。
その場で見た柳宗悦さんの紹介動画がとても面白かったので、
そのままお土産屋で柳宗悦『民藝とは何か』を購入しました。
民藝とは、平凡なもの。
平凡なものだからこそ美が宿るのだそうです。
非凡でないと美しいものは生み出せないと思い、今このタイミングからものづくりに携わろうとしていることへの不安などなどを感じている身にとって、光になるような言葉だと思いました。
柳さんは私のような人間を励ますつもりで述べているのではないかもしれませんが、とにかく自分が勇気づけられたので、そんなことは知りません。
民藝が根ざしている自然物には美の根源があるという考えも、共感できました。
より自然に多く触れなければ、とも思ったので、今日から散歩を始めることにしました。